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この本、2013年以前に購入し、積ん読状態にあった本です。

2018年5月にようやく読んだのですが、「まさに今読むために温めておいたかのように今の私に響いた内容」という感想です!

 

右脳をフル活用する時代

文明が発展するたびに、人間の能力の重要度が変化しています。

産業革命=肉体・労働力

産業革命が起きて工業化の時代になったときは、肉体という労働力が重要でした。

その後、機械化が進んで肉体という労働力の重要度は下がりました。

 

IT革命=左脳主導思考

IT革命が起きてコンピューターの時代になったときは、左脳主導思考が重要でした。

今は、誰でも簡単に情報にアクセスできる時代なので、右脳主導思考が重要なんだよってことが書いてあります。

 

AI革命=右脳主導思考

しかもAI革命が起きることで、左脳主導思考寄りの仕事だったり役割はAIで代替可能なんですよね。

となってくると、右脳主導思考、ハイコンセプトとハイタッチが重要になってくるというお話です。

 

ハイコンセプトとハイタッチって何やねん?

  • ハイコンセプト:創造性、クリエイティブ、物事に意味を付加する
  • ハイタッチ:共感、思いやり、ケア、元気づける

こんな感じで説明されています。

 

何というか、”人間らしさ・人としての魅力”って感じです。

機械化が進んで、情報量が増え、AIが活躍して便利になればなるほどに「人間の精神性、心」が重要になるんですね。

 

これから求められる6つの感性が富につながる

ハイコンセプトに書かれていた6つの感性ってのがメチャ勉強になりました。

ってことで、自分なりの言葉・表現でアウトプットしたいと思います!

 

機能だけでなく「デザイン」

これ、最近強烈に思います。

使えりゃOKじゃなくて、使って気持ちいい・使いたくなるのが大事って!

 

その理由は、断捨離を何度か行ったことで、自分の中のミニマリズムが目覚めたからなんです。

 

一般的な認識としては、『ミニマリズム/ミニマリスト=物を持たない・質素に生きる』

こんな感じだと思います。

 

もっと言うと、「質素倹約の極地」って感じ。

私も最初は、そんな感じの認識でした。けれども、それは違いました。

 

断捨離をしていくうちに”ムダを削ぎ落として、自分に必要なものを浮き彫りにすることこそがミニマリズム”なんだと気が付きました。

 

減らしていくうちに芽生えた「自分に必要なもの・お気に入りだけを持ちたい」という思いは、まさに『機能だけでなくデザイン』に通じます。

そこにあるのは、効率や合理性よりも満足感や充足感だったりします。

(とは言え、モノが少なくなると効率や合理性は高まります。)

 

ミニマリズムは芸術

ミニマリズムは、そもそも芸術の世界の概念なんですよね。

彫刻とかまさにミニマリズムです。減らすことで生み出される芸術。

 

身近な例で言えば、iPhoneもそうです。極限までシンプルを極めたスティーブ・ジョブズのこだわりはミニマリズム、アートです。

まさに『機能だけでなくデザイン』の典型じゃないかと言えます。

 

議論よりは「物語」

この章を読んで、メリットとベネフィットの違いを連想しました。

  • メリット:商品やサービス自体の利点・価値
  • ベネフィット:商品やサービスによってもたらされる体験・感情・未来

 

物語は、ベネフィットを伝えるのに似ています。

メリットは、ベネフィットのきっかけになりますので大事です。しかし、メリットだけでは少し物足りない場面もある。

 

メリットの説明だけじゃなく、その先のベネフィットという物語を伝えることは、ハイコンセプト。

事実とその事実によってもたらされるプラスの感情を抱いてもらうのは、ハイタッチ。

 

個別よりも「全体の調和(シンフォニー)」

これは、「機能よりもデザイン」に通ずる部分があると感じます。

調和とは、まとまりがある・バランスが取れているという意味です。関連性です。

 

古今東西のカネに物を言わせた成金趣味の部屋よりも、無印良品で揃えた統一感のある部屋の方がオシャレに感じます。

個々の能力が高い寄せ集めよりも凡才でもチームワークの取れてる方が力を発揮できたりします。

このへんも全体の調和の好例かと思います。

 

多動力や多読

ホリエモンさんが言う多動力も全体の調和に通じると感じます。

「次から次へとハマって80点まで行っては飽きる」を繰り返すことで、関連性が見えたり、自分の中でのまとまりが生まれることもあります。

 

本の多読も同様で、多くを読むことでパターンや全体像をつかむ能力が培われます。

 

一つのことに突き抜けた方が良いこともありますが、80点同士を組み合わせることで生まれる新たな価値もあります。

それが、ハイコンセプトなのだと思います。

 

論理ではなく「共感」

これは、どの時代でも大事なことですよね!

特に現代は情報化社会で、誰でもスマホでサクッと情報にアクセスできます。

だからこそ、論理よりも共感が重視され、求められるのでしょう。

 

SNSなんかがまさにその典型で、共感されたい・分かち合いたいからこそ、皆こぞって使っています。

「イイねされたい、シェアされたい」そのために、あちこちに出かけたりオシャレをしてる人も少なくありません。

 

論破は嫌われ、共感は好かれる

当たり前ですが、論破マンよりも共感マンの方がモテます!

圧倒的な差で、共感できる人の方が同性・異性問わずモテますよね!

 

正論は正しいが、正義とは限らない!

論破はエンタメとして傍から見てるに限ります。笑

 

まじめだけでなく「遊び心」

アクセルやブレーキには遊び、余白がありますが、あれがないと物凄く扱いにくくなります。

そーっと踏まないと、急発進やドッカンブレーキとなり危険です。

 

それと全く同じで人間も遊び心や余裕、ゆとりがないと楽しくありませんよね。マジで思います。

マジメなのは良いことですが、キッチリしすぎるのも息苦しくて一緒に居たらつかれます。

 

『程よい遊び心や他人の受け入れるゆとり、他人を許す余裕』

これがあるかないかで、人生の質は大きく変わりますよね!心にバッファを!

 

モノよりも「生きがい」

物質よりも精神性。

便利になればなるほど、より人間の本質に迫り、その重要性が問われるようになりますね!

 

信じるか信じないかはあなた次第でお馴染みの番組なんかでも、「AIによる監視社会が来た時に、選別の基準になるのは精神性」みたいなこと言ってましたしね。

信じるか信じないかはあなた次第!笑

 

物余りの時代だからこそ

今はモノあまりの時代です。

だからこそ、断捨離だとかミニマリズムが注目を浴びるんだと思います。

 

モノがあまりにも多すぎて、おかしくなった感覚を正常に戻すためのリハビリ的な行為なのかも知れません。

 

あくまでモノはツールであり、重要なのはそれを使う人だ。

そんな風に感じます。

 

「ハイコンセプト 新しいことを考え出す人の時代」読書感想 まとめ

めちゃくちゃ学びの多い、かつ良いタイミングで読めた本でした。

購入した当時に読んでいたらピンとくる部分が少なかったと思います。

 

断捨離を何度も行ったことで、身の回りだけでなく頭の中や心の中にスペースが生まれ、埋もれていたものが出てきた感覚があります。

それが、右脳主導思考です。

 

私は元々、感覚的なタイプだったのですが、左脳主導思考が足りないと感じ、感性を閉じ込めていたように今では思います。

それだけに、このタイミングでこの本を読んだことでビリビリと響くものが多かったと感じました。

 

よし、断捨離によって取り戻した感性とハイコンセプトで学んだ内容を活かすぞ!

 

 

まとめとして、ハイコンセプトの内容を集約した一文を引用します。

海外のコストの安い労働者にはこなせず、コンピュータが人よりも速く処理できないような仕事に集中し、繁栄の時代の美的・情緒的・精神的要求に答えられる個人や組織が成功することになる。

「ハイコンセプト 新しいことを考え出す人の時代」347ページ

 

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