スポンサーリンク

なかなかパンチの効いた本です。ザ・ノンフィクションです。

「25歳フリーター、借金1億2千万、利息24%からの生還記」 ・・・なんてエッジの効いたフレーズなんでしょう。。。

1億2千万もの借金(しかも鬼金利でガンガン膨らむ)を背負って、それでもなお前向きに生きられるかな・・・?

と、自分に問いかけつつ、この本を読むとものすごい重み・リアリティを感じます。

 

ノンフィクションとはいえ、結局のところは他人事です。

けれども、著者の金森重樹さんの経験に学び、似たような轍を踏まないための極意を抽出します。

「借金の底なし沼で知った お金の味」に学ぶこと

「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」という格言があります。

自分が賢者かどうかという話ではなく、機会あって稀有な経験談を知り得たので、その歴史に学び、経験することが無いよう生きたいということです。

 

人間は動物と違って・・・

人間は自らが置かれた環境が目的達成の足を引っ張ると考えれば、環境に働きかけて変えることが出来る。

自らの意思で自分の置かれた環境を成功に必要なものに造りかえる。

そこにこそ、富の扉を開ける鍵が隠されているのです。

22ページ

借金地獄の底なし沼という精神を蝕む環境の中から這い上がった方の言葉ですので、尋常ではない重みがあります。

 

無知はカモられる

著者の金森重樹さんは、上京してサクッと騙されてしまったそうです。

洋服を買いに出かけた先での話で、金額は80万円。

 

田舎者だから騙されやすかったというのもあると思いますし、そういう性質を持っていたのもあるでしょうけど、何よりも人を騙す人間は狡猾に用意周到に狙いをつけて笑顔で近づいてきます。

騙す側は勉強し、あの手この手を繰り出してきます。確実に奪うつもりで来ますので、必要なことは”自分の身は自分で守る”ということ。

頼れる人が側にいればいいですが、そうでない場合は自分で何とかしないといけません。

 

騙す側が悪いのは確かです、憎もうが恨もうがヤツラは居なくなりませんから、自分の防御力を高めておけばカモられる可能性はかなり下がります。

エキスパートにならなくとも、騙す側に「あ、こいつは面倒だ。ほかを当たったほうがいいな。」と思わせるくらいの防御力があれば身は守れます!

 

そのために、勉強し経験し、無知で受動的な状態から脱する!

 

無知な人間を食い物にするヤツラは少なくないんですよね。その恐ろしさをこの本で学ばせていただきました。

決して悲観的になることなく、ヤケドしないために”降りかかる火の粉は払わねばならぬ”!!

 

どうやって返済したのか?

やはりここが一番気になるポイントかと思います。

詳細な内容は本書に譲りますが、簡潔に言うと「稼いで返済」したんです。・・・出来るんですね。マジスゴイです。

 

額が額ですので、悠長なことをしていては鬼のような金利すら払えない状況です。

うかうかしている間にも借金は複利の力で膨れあがっていきます。

 

1.人生の問題は、自分で解決しなければ誰も解決してくれない。

2.現象に対応するだけでは、問題の根本的な解決は永久に出来ない。

3.偶然に左右されるやり方では決して解決しない。

1~3の事実から、考え出された可能性が、

他人任せではなく自分のやり方で概念を構築し、それを基に「理詰めで億万長者になる」方法を作り、実行し、不測の事態の発生を折り込みながら問題の解決を図っていくという方法。

 

「理詰めで億万長者になる」と腹決めしたことで、具体的な行動に移されていきます。

第6章のラスボスとの対決は手に汗握る展開です。まさに事実は小説よりも奇なり!!

 

精神を保っていられたのは「よく寝た」から

桁違いの借金を背負い、複利でドンドンと膨らんでいく中、精神に異常をきたすことなく問題解決に向かえたのは「よく寝た」からだと書かれています。

 

自分の許容量以上の外部環境にさらされた時には、美味いものを食べて寝てしまうんだそうです。

要は、許容せずに受け流す。クソ真面目に受け取らないってのがポイントなんですね。

 

たしかに、うんうん悩んでいてもしょうがないこともあるし、下手にもがくと事態が悪化することもあります。

おちおち寝てもいられない状況ではあっても、そこは切り替えていかないと乗り切れませんもんね。

 

「ヤバイ状況は寝てしまえ」

逃げでもなく、クソ真面目でもなく、非常にタメになる、説得力の強い学びです。

 

スポンサーリンク