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ハンターハンターを読んでいて、ゴンの戦い方にミニマリズムを感じたのでそこらへんについて書きます!

 

ミニマリズム(Minimalism <英語>)とは芸術の諸分野美術・建築・音楽・哲学・生活様式で、要求される要素最小限度まで突き詰めようとした一連の態度に発生する最小限主義
Wikipediaより

 

ハンターは基本的にミニマリスト的ではありますが、中でもゴン=フリークスの戦い方に狂気的ミニマリズムを感じました。

ゴンは人懐っこい性格で愛されキャラではありますが、

こうと決めたら決して曲げない強い信念を持っているキャラです。

 

極限状態になると、目的達成のためにあらゆる犠牲を払ってでも一点集中で突破しています。

そこが、「要求される要素を最小限度まで突き詰めようとした一連の態度に発生する最小限主義。」なんですよね。

 

例えば、グリードアイランド編の終盤、ゲンスルーとの戦いの時。

ゲンスルー戦(グリードアイランド編)

ゲンスルーはボマーと呼ばれる凶悪な念能力者で、ゴンにとってかなり格上の相手です。

グリードアイランド編が佳境に入ってから戦うことになります。

 

その時の戦い方が狂気じみていますが、ミニマリスト的なんです。

両手を爆破すると宣言した上で攻撃してきたゲンスルーの裏をかいて、蹴りをヒットさせるゴン。

 

両手を捨ててまで成し遂げたかった目的は、

「一泡吹かせてやりたかった」

 

狂気的・・・ッ!イカれてやがる!

 

 

しかし、

『一撃入れて一泡吹かせるために両手を捨てることができる』

という部分に、

”要求される要素を最小限度まで突き詰めようとした一連の態度に発生する最小限主義”

が垣間見えます。

 

要求される要素

ゲンスルーに一泡吹かせる

 

最小限度まで突き詰めようとした一連の態度

防御を捨てることを想定していない相手の裏をかいて一撃を食らわせるために両手を犠牲にした捨て身の攻撃

 

計画を無視した暴挙だったw

物語の流れの計画では、

「ゲンスルーとの力量の差がデカすぎて、おそれて逃げまわる流れの中で罠にかけて倒す」

という計画なので、わざわざ途中で一撃入れる必要は無いのです。

 

「一泡吹かせてやりたい!」

「やられっぱなしは悔しい!ヽ(`Д´#)ノ ムキー!!」

というゴンの負けん気から来る対抗心が源泉ですから、健全ではありません。笑

 

ネフェルピトー戦(キメラアント編)

ゴンのミニマリスト的戦い方が狂気に満ちて闇に落ちたのがキメラアント編(俗に言う蟻編)でのネフェルピトー戦です。

 

「もう これで」

「終わってもいい」

(誓約と制約)

 

「だから」

「ありったけを」

 

 

命を圧縮することでしか成し得ないであろう能力。

二度と念能力が使えなくなってもいい!!それほどの決意と覚悟でなければ不可能。

天賦の才を持つものが、更にその才をすべて投げ出してようやく得られる程の力!!

要求される要素

(カイトを奪った)ネフェルピトーを倒す

 

最小限度まで突き詰めようとした一連の態度

天賦の才を持つゴンが「もう終わってもいい」という決意と覚悟で未来をすべて捨てて、圧倒的な力の差を凌駕する

 

 

未来を捨てて、今この時に全てを注ぎ込んだ戦い方です。

実に狂気に満ちています。

(てか、これってカッとなって人に危害を加える系の展開・・・)

 

自暴自棄になりすぎて未来をとことん削りとる暴挙

親友のキルアも状況を把握して心から心配しています。

未来をバッサリと捨て去ってネフェルピトーを倒したゴン。

 

王直属護衛軍の一角を倒した功績は大きいですが、

倒せるだけの力の手に入れ方がこれでもかってくらいにダークサイドなんですよね。

 

喪失感、恨み、復讐心、やり場のない憤り、自分を責める気持ち

自暴自棄が極まって闇落ち。

 

闇落ちしても、純粋で真っ直ぐな性格なので力の全てはネフェルピトーを倒すことだけに使われます。

後先は考えていないけど、周りが見えなくなってはいません。

 

だからこその表情です。なんとも言えない顔してますね。

 

ゴン的ミニマリズムの最大の特徴

後先を一切考えていない

これに尽きます。

 

打算的じゃないだけに圧倒的な一点集中が出来ているところが強みです。

 

後先ばかり考えてしまうと保守的になり、今に全力を尽くすことが出来なくなります。

かといって、向こう見ずなのが良いのか?というとそれもまた違ってきます。難しい。

 

※ゴンは暴挙とも思える戦い方をしますが、基本は利他的で周囲を調和し、徳のある生き方をしています。

そういった背景があるので、後先を一切考えず突っ走っても誰かが助けてくれる展開になっています。

 

ゴンから学ぶミニマリズム

尖りすぎなミニマリズムということで真似は難しいですが、学べる点はあります。

 

一点集中とことんすれば、状況をひっくり返せるだけのパワーが出せる

エネルギーのベクトルをひとつの方向に集中させるとこんなになります。

エッセンシャル思考

 

このあたり、みんな頭では理解してるんですよね。

でも中々できてない。それだけ難しいってことなんですね。

 

後先考えず行動しても助けてもらえるような生き方をする

ゴンを反面教師に「後先を考えて、なるべく戦略的にミニマリズムを活用する」と言いたいところですが、それではつまらないです。

何より、計算高い人間はあまり信用できません。人間くさいくらいがちょうどいいです。

 

自分の利己的な部分を削って、利他的に。

”我”を最小限にして生きる。

 

・・・うーん、これをミニマリストとつなげるのは無理があるか。笑

 

【おまけ】ジン=フリークスのミニマリスト的生き方

「オレはオレのため、親であることを放り出した人間だ。」

ハンターとしてやりたいことをするために、息子である「ゴン」を捨てたのが「ジン」

(とは言え、ゴンが自分を追って会いに来ることを想定して、道中楽しみつつ成長するようなアレコレを用意しておく親心はあります。笑)

 

ジンは地位や名誉、お金などに執着がまったく無くて、「道中楽しみながら、やりたいことを全力でやる」ところが魅力的なんですよね。

 

『自分のやりたいことに全力投球するために、その他の余計なものは捨てる』

という囚われのない自由な生き方は、まさにミニマリストです!

 

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